瞑想とは
瞑想は2種に大別することも可能で、それらは例えば"肯定法"、"消去法"とも呼ぶこともできるであろう。"肯定法"とは、神や仏のイメージ、聖なるフレーズ、特定の文字などを心に描き、それと心的に融合する方法のことである。
"消去法"とは、究極的な存在だけを出現させるために、それ以外の全てのイメージを消してゆく方法である。
瞑想には、人間の心が多層的な構造を持っていることを踏まえて、高次の意識レベルへと到達することを目的として、その方法が組み立てられているものが多い。
例えば、仏教哲学・心理学では意識は「八識」に分類され、その中には「マナ識」「アーラヤ識」と呼ばれる層があり、仏教の瞑想には、そこへと到達するための極めて合理的、システマティックな方法が含まれている。
(注)「マナ識」「アーラヤ識」は、近代になって西洋心理学で「深層心理」と呼ばれるようになったものに近い、とも言われる。