経絡と健康法
経絡は代表的な陰経6、陽経6の合計で「正経十二経脈」、正確には人体の左右で同数あるので24の経脈が全身の各器官に各々対応し、コントロールしています。
さらに体の前面を通る任脈が陰経(肝、心、心包、脾、肺、腎)を、背面を通る督脈が陽経(胆、小腸、三焦、胃、大腸、膀胱)を統合的にコントロールしています。
十二経脈は互いに連結し、結果として体を”心→小腸→膀胱→腎→心包→三焦→胆→肝→肺→大腸→胃→脾→心”と一つの流れになって流れます。
心→小腸、心包→三焦、肺→大腸の連結は指先で、膀胱→腎、胆→肝、胃→脾は足先で連結されます。
体を動かし、姿勢を変えたり、たたいたり、さすったりの刺激を与えると、それによって影響を受ける経絡を通じて各器官に刺激が伝わります。
また、各経脈から体表に出たところをつぼと言いますがこのつぼを押したり、針とか熱とかの刺激でも信号がそのつぼとつながった経絡を伝わって流れます。
すなわち、経絡に刺激の信号をながすことにより不調な器官を調整することができます。
この方法が健康法の中で、大きい位置を占めています。
症状の改善や健康増進等の要望に合わせた単独の、または複数の経絡に刺激を与えることが行われます。
各経絡の集まった部分、たとえば指先には前述の6つの経絡の連結があり、それに対するつぼがありますし、あし先にはその他の6つの経絡の連結があり、やはり関連のつぼがあるためまとめて刺激を与えることができます。
たとえば、爪もみ健康法はこれらのつぼを刺激するわけです。
万病にきくというのはこのためです。